ゲームクリエイターも知っておきたいモチベーションとの付き合い方

ゲーつく学園YouTubeチャンネル、今回のテーマは、誰もが一度はぶつかる「モチベーション」についてです。 ぼく自身、この動画の準備をするのにも四苦八苦した上で公開にたどり着けました。長年悩んできたぼくが見出した、ゲーム開発者にも知っていただきたい、モチベーションとの現実的な付き合い方をお話しします。


1. モチベーションを「根性論」で語るのをやめよう

モチベーションがわかないとき、「自分の気合が足りないからだ」と自分を責めていませんか? そう考える必要はありません。人間は生物として、頭を使うエネルギーを戦略的に使いたいようにできています。動きたくないという気持ちは、戦略的な判断をしているという見立てです。

ここで、「ウィルパワー(活動のためのエネルギー)」という考え方を知っておきましょう。
ケリー・マクゴニカル著「スタンフォードの自分を変える教室」で紹介されている考え方です。ぼくの翻案が入っていますが、下記の概念が非常に腹落ちします。

  • ウィルパワーは、スマホのバッテリーと同じ: 朝100%でも、活動すれば自然に減ります。お昼にSNSやゲームをすれば、夜には残量がギリギリになりますよね。
  • 脳の拒否反応: 残量が少なくなると、脳は「これ以上消費したくない」と活動を拒否します。これが「モチベがわかない」という状態の正体です。

2. モチベーションを維持するための5つのポイント

① 「決断」と「環境」の力を借りる

「完成させたい」「単位を取りたい」といった一度した決断や、締め切り、一緒に頑張る仲間の存在は、完走を助けてくれます。

② 「慣れ」て、消費エネルギーを減らす

ツールの操作やアウトプットすること自体に慣れると、脳が疲れにくくなります。「1撃で完璧」を目指さず、「考える→出す→直す」のループを当たり前にしましょう。

③ 「スモールステップ」で未知を既知に変える

人間は、どれだけ頑張れば報われるか見えないことにはエネルギーを使えません。大きな課題は小さく刻んで、「これなら知ってる」という領地を増やしていくのがコツです。

④ 「作業内容」をまとめてスイッチングコストを削る

「考える作業」と「ツールをポチポチする作業」は分けましょう。往復するたびにエネルギーが削られるので、まとめて一気にやる方が効率的です。

⑤ 「5秒」でもいいから習慣化する

「作ろう」と決断すること自体にエネルギーを使います。毎日1クリックする、ファイルを開くだけでもOK。質や量は問わず「やった」という実績を作り、習慣化してしまいましょう。


3. 「プロ」と「趣味」で考え方を変えていい

有名なゲームクリエイター・桜井政博さんの「とにかくやれ!!」「いますぐ」という言葉。プロを目指すなら、これが最終回答です。納期や予算がある中でベストを尽くすには、迷わず動くしかありません。

でも、趣味で楽しんでいるなら話は別です。 人生には推し活や旅行など、他の大事なこともありますよね。ゲーム作りが人生の1位である時期もあれば、他の趣味に抜かれる時期があってもいいとぼくは思います。


4. どうしても動けないときは「健康」を優先

よく休んでもどうしてもモチベーションが戻らない場合はテクニックの問題ではなく「燃え尽き」の可能性があります。スマホのバッテリーが故障して充電できなくなっているような状態です。その場合は、専門家に相談することを検討してください。

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